麻疹(はしか)の感染予防にはワクチン接種が最も有効です。

昨今の報道で麻疹(はしか)の感染増加が伝えられております。これは日本に限ったことではなく海外でも麻疹が増加しており、ヨーロッパではこれまでの40倍以上に感染が増加しているとのことです。

麻疹は最も感染力の高いウイルスの1つで、空気中でも最大2時間にわたって感染力を持ち続けます。【感染力が極めて高いため、感染者が1人いれば、近くにいるワクチン未接種者の最大90%が感染する】とされています。

麻疹の最も有効な予防方法はワクチン接種です。また麻疹の流行を制御するには、全人口の少なくとも95%がワクチン接種を受けている必要があるとされています(集団免疫)。

当院でも定期接種に組み込まれている麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の接種を行っております。これまでワクチン接種に積極的でないご家庭の方もこの機会に是非接種をご検討ください。

次回のブログでは、当院をご利用される皆さんを麻疹からできる限り守るため予約方法の一部変更をお知らせいたします。