昨年に発表された研究論文で、食事中に母親がスマホ利用することで子どもとの関係がよくなくなる、というものがありました。
この研究は、6歳の子どもを対象とした225組の母子を対象としていました。食事中にいつもスマホやタブレットに気を取られている母親は子どもとの関係がよくないことが判明したと述べられています。母親が機器に気を取られるせいで食事の際の親子のやり取りが減少するからだということです。全体的な結果としては、モバイル機器を利用すると、子どもとの言葉のやりとりは20%減少し、言葉によらないやりとりは39%減少したということでした。
「言われてみると、なんとなく分かる」という方でも、研究結果として数字でこのように訴えかけられるとより胸に響きますでしょうか。
実際、スマホに気を取られている間にお子さんが椅子から落っこちたり、といった事故も起こりえます。
スマホについては、「老眼が早まる」なんていうニュースも目にしました。便利さとそこに潜むリスクについて今一度考えてみましょう。