暑い日のお出掛けに気を付けたいこと

日中は上着を着ていると汗ばむような気候の日が続いています。クリニックにいらっしゃるお子さんたちも半袖のお洋服の方が増えてきました。少しずつ暑くなってきたこの時期、小さいお子さんを連れてのお出掛けは日焼け、体温調節、水分補給など気を付けなくてはならないことがたくさんありますね。

4月から9月までの紫外線量は冬に比べて3倍以上と言われています。外出時にはお子さんでも使える日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘、洋服などで直射日光を防ぎましょう。1日の中で紫外線量が最も多い10時~14時の外遊びも控えたほうがいいといわれています。

バギーや抱っこひもでのお出掛けも注意が必要です。バギーの高さは地面から近く、大人の背の高さで感じている暑さよりバギーの中は温度が上がっています。また、抱っこひもも密着している分通気性が悪く、体温が上がってしまいます。長時間バギーや抱っこでのおでかけの時には途中で休憩をして、バギーからおろしたり、抱っこひもをはずし、風を通してあげましょう。

夏場の暑い時期では保冷剤をタオルで巻いてバギーの中においたり、抱っこの時に背中のあたりにあてたりするのも体温調整に有効です。お出掛けの時には飲み物を持参して適宜水分補給し脱水予防をしながら楽しいお出掛けをしてください。